9時間9人9の扉 Part5

※この記事はネタバレを含んでいます。






ラストスパート。今回は金庫END。
分岐選択肢は5→8→6。


今になって鍵が天体をモチーフにしてたことを思い出す。
何か意味がありそうな……。

8の扉の実験室で判明したことは、
八代が元々セキュリティソフトの開発会社に勤めていたこと。現在は何らかの理由で無職。
ニルスの左腕は義手であるということ。

これで3の扉の先にあった死体はニルスでないことが確定。

コンピュータのセキュリティを解除する八代が話したことが、相貌失認症の話。
人の顔が認識できない、覚えられないという症状。


6の扉。機関室で再び紫は体調を崩す。
異常な発熱。意味がありそう。
紫がALLICEとか、そういうことなんだろうか。
だとしても身体が熱くなる理由はいまいちわからないけれど。

サンタには妹がいたことが判明。
妹は9年前に死亡。
これに前回の棺ENDを結びつけると、サンタの妹は9年前のノナリーゲームで亡くなった女の子なのではないだろうか。
となると、サンタに動機があることになる。

機関室を抜けた貨物室で、9人の顔写真の入ったカードキーを発見。9人のカードを1〜9の数字が書いてある箱にそれぞれ差し込むだけの単純なものだが、それを一宮に任せたところ様子がおかしい。ここで一宮に相貌失認症の疑いがかかる。

棺の中からリボルバーを発見。これは棺ENDでサンタが持っていたもの。
持っていけば均衡が崩れるとして置いていくことに。

このルートで一宮がクレイドル製薬の社長であることを知る。
クレイドル製薬はマンドレインという理想的な麻酔薬を作ったことで一躍成長した会社らしい。
麻酔といえば、誘拐の時、大病室で一宮自ら眠る時に登場。
これは怪しいか。


貨物室を抜けた先で2枚の9の扉を発見。ロックのかかった棺も。
一宮・サンタ・淳平で進むことができるが、四葉・セブン・八代と先に合流することに。

大階段でセブン・八代と合流したが、四葉の姿がなく、全員で捜索。
見つかった四葉は一等船室(5の扉の先の部屋)のバスルームで死亡していた。凶器はナイフ。
ナイフは恐らく9番の男のものでいいんじゃないだろうか。

セブンがこの部屋のロックを止めていた+第一発見者
であったことから、疑ってかかるが、ロックを止めていた理由は、脱出するまで開かないままの金庫が気になっていたから。
そういえば、忘れていた。

金庫を開けようと捜索開始。
9のバングルがなくなっていることを確認。
四葉の死体を改めて調べると、手にはメモが。

【真実は去り、真実は去り、真実は去った】
【ああ、真実は今、弓手の闇に眠っている】

このメッセージからバングルの横のリューズを弄ると、バングルの数字が変化。その数字を金庫に打ち込むことで、解錠。
中にはメモ。

 ・9年前にもノナリーゲームが行われたこと
 ・そのゲームにも2番の者が参加していたこと
 ・ゲームを画策したのは、クレイドル製薬CEO・参謀・開発部員・同社大株主の4名

という情報を得る。
ゼロはこの4人に対する復讐としてこのゲームを用意したと考えられる記述も。


このメモから犯人が分かったという淳平は全員を連れて大病室へ。
9のバングルを使ってニルスを殺害できた者+被害者はニルスの服を着た別の誰かであったということに気付かなかった者(相貌失認症)=一宮

犯人であることを認めた一宮は豹変。9番の男・2番の者・四葉を殺害したことを自供。

なんやかんやでリボルバーを持ちだしていた一宮が八代を人質に、9の扉へ。
淳平・サンタ・セブン・紫も追いかけようとするが、紫がまた体調不良に。サンタに紫を任せ、9の扉へ向かうも、セブン・淳平の二人ではロックを解除できない。
その時、棺ENDと同様に棺を叩く音が。
セブンに言われるまま、金庫を開けた時と同じパスワードを入力。すると解錠に成功。

中から出てきたのは、黒い魔術師みたいな服装をしたニルスだった。
しかしニルスを加えても9の扉は開かない。セブンとニルスだけなら開くことができるが、扉を開けるには3人以上の認証が必要。どうしようもないか、と思ったところでセブンが取り出したのが0のバングル。
四葉が持っていたものを持ってきたらしい。
それで認証をするも、なぜか扉は開かない。
0のバングルの数字が0ではないらしい。
そこで別の組み合わせを試すことに。
解錠できたのは、淳平・セブン・0のバングルの組み合わせ。
この組み合わせで数字根が9ということは、0のバングルの持つ数字は6。

これは紫が黒幕確定か? しかしニルスの服を着た誰かが2のバングルをつけていたということは、2のバングルは2つ存在していたということ。
紫のバングルも扉を開くことに関与しているため、6以外の数字とは考えられない。6のバングルも2つあるということか?
この感じは、1〜9のバングルは2つずつ存在し、別の空間でもう一つのノナリーゲームが行われていたとか……?
どうも違いそう。

ニルスの左腕は義手なのでバングルがはずせまーすという離れ業を披露し、3人で9の扉の先へ。
中には焼却炉があり、そこを開けると一宮と八代、そして9の扉が。最終的に脱出できるのは、やはり一組だけなのだろうか。
一宮から四葉の死を告げられたニルスは激昂。
一宮を道連れに焼却炉で死亡。

セブン・八代を残してサンタと紫を迎えに行くも、サンタの姿はなく、倒れている紫だけを9の扉と棺の部屋で発見。
異常に身体が冷えきっている紫。
扉が閉められ、ゼロだと思い少し部屋を離れた隙に紫は消えた。
サンタも紫もいなくなり、ゲームオーバー。

終盤ゼロの言葉が聞こえてきた。
負けたのは私だというゼロ。
ずっと近くにいた、というゼロ。
これは案外淳平がゼロだったりするのか……?

ゼロの復讐対象としては、一宮・9番の男・2番の男・もう一人
だと思う。
2番の男はニルスの服を着ていたので、ニルスは黒幕確定でいいんじゃないかと思うんだけど。
金庫のメモの「2番の男は過去のゲームにも参加していた」という記述。
ニルスだとは明言していないので、3番の扉で殺された方の男の可能性も。一宮を利用して復讐を果たしたというところか。
ただニルスが黒幕だとしたら四葉をここまで巻き込む必要がないものなあ。途中で自分が死んだことを偽装すると四葉がどうなるかわかったものじゃないし……。

最後にいなくなったサンタも怪しい。
充分に動機がある。
しかし棺ENDを見た感じだと黒幕っぽくはないんだよなあ。






長くなったけれど金庫ENDはこれで終了。
ストーリー的にはこのルートが一番先へ進んでいる。
一宮が大病室で一人になった隙に、9のバングルとナイフを入手していたということは、ナイフENDの犯人は一宮だったんだろうな。
潜水艦ENDの犯人は誰だったんだろう。ニルスが死んでなかったんだから、他の全員が死んでいたとしたらニルスしかいないけど、四葉も死んでるしなあ……。


謎は謎のまま、最後のトゥルーエンドへ。

   THE END, or is it...?