最近読んだの

個人的に最近はまっている漫画家が藤澤勇希さんと阿部洋一さんなのです。

前者は人間のエゴと無力さを描いていて、その人間がどう生き延びるかという話。
相手が作品によって様々ですが。
今回読んだのは「メトロ・サヴァイブ」
地下鉄に乗っていたら事故に遭ってしまい、閉じ込められる。主人公たちの車両は運悪く車体が捻れてしまったようで、扉の解放が遅れてしまい、一足遅れて脱出することに。
しかし建築物の手抜き工事によって塞がれる退路。水も食料も限られた中、その数少ない資源を巡って人間たちの醜い感情が争い合う。そんな感じ。


後者、阿部洋一さんは不思議な怪奇現象を描いている印象。
それらは人間たちに害を及ぼす生物で、誰かがなんとかしなくちゃいけない。
その解決方法がなんとも奇抜。「血潜り林檎と金魚鉢男」では、金魚すくいに使われる「ポイ」を。「バニラスパイダー」では蛇口を。
それぞれまだ1巻しか読んでないんですけど、早く続きが読みたくなる。
本屋置いてないんですよね。うん。